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大荒沢堰堤の後は・・・旧和賀川水力発電所跡へ 2

はい、皆さんこんばんは。

今日で今年が終わりますね・・・あっという間・・・全然そんな実感が湧かないムーです。
でも、いい初日の出が見れそうで楽しみです。
今年は更新を長くお休みしたりしましたが来年はそうならないようにしたいなー。

来年もよろしくお願いします(>_<)


それでは、前回の続き行きましょ~。


前回、サージタンクを眼下に見つけよかったよかったとKさんと大喜びしながら
急斜面を5m程、木や枝につかまりながらずるずると到着!
興奮しすぎてさっきまでの辛さはどこへやら状態に。

そしてー!目の前にサージタンクが現われました。

ここの厳しい冬に耐えてきたからか壊すものも来ないだろうに
コンクリートは剥がれ中の玉砂利は見えて結構ボロボロです。

DSCF2346 (600x450)

ちなみに今ココ↓です。こうやって見ると特によく行ったなーと思います。
行きやすい丁度いい時期だったと思います。

DSCF2328 (450x600)

サージタンクの外側。いちいち小窓がついてお洒落。

DSCF2347 (450x600)

ではー中へ侵入したいと思います。ドキドキワクワク

DSCF2359 (450x600)

うひゃーコンクリート造のドーム状の建物にいちいちお洒落な窓。
窓から木漏れ日が射して先ほどの疲れや不安も吹き飛びます。

DSCF2348 (600x450)

でも・・・ここに足場がありますがが薄っぺらくて強度に不安がありましたので
向こうまで行く勇気はありませんでした。

DSCF2357 (600x450)

足場の先端の方に錆びた梯子がありましたがとても使えません。
なんでかっていうと・・・

DSCF2350 (600x450)

下を見下ろすとこんなだからです・・・!こわいーーー、吸込まれそーーー

このサージタンクは前々回紹介した上流側にある湯田ダム湖底に沈む大荒沢堰堤まで
導水路で繋がっているのです。ここから大荒沢堰堤まで結構な距離があるので
かなり長い水路がこの先眠っているのです。

まさにat the BLACK HOLE!!


DSCF2353 (600x450)

でも・・・画像を加工して彩度をあげてみたらそんな距離ではなく
あれ??ってなりましたが実際は真下見ると真っ暗闇で底が見えなく
とても恐いです。

DSCF2355 (600x450)

サージタンク(調圧水槽)とは圧力導水路と水圧鉄管の間に設置し、発電所が急に停止した時に
発生する大きな水圧を逃す所なんだそうです。


DSCF2351 (600x450)


綺麗な円形でプラネタリウムみたい

DSCF2349 (600x450)

この連なる窓が素敵すぎた

DSCF2356 (600x450)

サージタンク内部を出て外観も見たいので移動・・・

でも、この急斜面!転げ落ちそう(~o~) 眼下には和賀川が見えます。

DSCF2361 (600x450)

そして、ちょっと焦ってる移動中の私^^;

サージタンクから更に下へ (600x400)

石垣が残るちょっとした平場に到着

DSCF2362 (450x600)

サージタンクを下から眺め中・・・

DSCF2363 (600x450)

ここから向こうに沿って周ってみます。

DSCF2364 (600x450)

すると広場が見えてきてじゃーん!!

この苔蒸し具合、染み出し具合、ボロボロ具合、最高です。
まるでモンス・デジデリオ画集に出てきそうな(←言い過ぎ?)雰囲気です。


DSCF2365 (600x450)

でも、ひどくボロボロすぎな小さな橋

DSCF2367 (600x450)

手前にあった階段を登って撮ったところ

DSCF2369 (600x450)

あー来てよかった

DSCF2370 (600x450)

調整された余計な水圧がここから流れ出るんですね。

DSCF2373 (450x600)

恐怖のすべり台!!!ではなく先ほどの逃した水圧が北本内川へ帰ります。

ここから見えづらいですが渡ってきた踏み板がない吊り橋が近くにあって見えました。

DSCF2371 (450x600)

そして、またさらに下へ行ってみます。ここからはほとんど崩れていますが石垣にかなり狭い道が
つづら折りになってありましたのでまだ進みやすかったです。

DSCF2375 (600x450)

ここは水圧鉄管が通っていた場所で当時は発電所まで繋がっていたんだろうと思います。
コンクリート内部にはまだ残っていますがその他は撤去されています。

そして、手すりは錆びた鉄の弱々しい階段を降りると・・・

DSCF2376 (450x600)

全部映らなく残念ですが私には顔のように見えるふたつの鉄管路がありました。

Kさんにほらほら顔にみえるよ!!とKさんにもここからの撮影をおすすめすると
そうかー??と言われました(._.)絶対見えるし!!

DSCF2377 (600x450)

ちなみに今いる所はココ↓です。

DSCF2328 (450x600) (2)


電灯もちゃんと残っていました。

DSCF2379 (600x490)

ひとつは落ちてましたけど、電球がしっかり残っています。

DSCF2378 (600x450)

ここからずーーーっと上流にあるあの大荒沢堰堤まで続いていたんだなーと思うと
入って行きたくなりましたがもちろん止めておきます(笑)
でも、行った人もいるから凄いです。

DSCF2382 (600x450)

この発電所はダム水路式という形式の水力発電でダムに貯めた水を取水し河川のもつ勾配よりも
ゆるい水路で下流に導き、発電所の手前で一気に落差を得て発電する方法です。

だから急斜面に発電所があるのは当たり前なんですもんね^^;

DSCF2380 (600x450)

とうとう大一番の発電所がこの水圧鉄管から見えます!
あともう少し\(^o^)/

DSCF2381 (600x450)

外側に周ってみました。

あの梯子は登ってみたかったけどもう15:16・・・

DSCF2383 (450x600)

16:00には暗くなってしまいます・・・一番見たい所が見れないのは辛すぎるので先を急ぎます。

DSCF2385 (600x450)

あぁーーー!!夢にまで見ていた憧れの廃墟がちらちら見え始めてきました。

DSCF2387 (600x450)

さらに下へ・・・

DSCF2389 (600x450)


さらにさらに下へ・・・

DSCF2388 (600x450)

発電所ばかりに気をとられてこの後どう下ったかあまり覚えてません^^;
そういえば、三人集様が言っていたロープはどこにあったのか・・・。

ドキドキ、ドキドキ・・・

DSCF2390 (600x450)



つ・い・に!!

ふたりで歓喜をあげながらここへ来てしまいました\(^o^)/

DSCF2393 (600x450)

次回は来年に続きを~

皆さま、よい年をお迎えくださいませ(^^)/

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非公開コメント

しかしすごい!

遅れましたが、明けましておめでとう。

サージタンクの画像凄いね。水の中にあったというのを考えるとドキドキです。
水は無いにしろ、高所での取材、絶対無事故でね。
また楽しみにしてます。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: しかしすごい!

きよっぺさん、いつも楽しみにして頂いてたのに
こんなに放置してしまいごめんなさい。

明日、更新しますのでまた宜しくお願いします!

Re: 初めまして!

初めまして!興味を持ってきたのですね…ようこそLUさん(*^_^*)


私のブログにワクワクしてくれたなんて…(嬉泣)
コメントも頂けて嬉しいです。ありがとうございます。


私もLUさんと同じで心霊系はとても苦手です。
私の好きな探索場所はそのような噂などどうしてもつき物ですが
それを言ったらこの世どこでも普通の場所でもいるんだろうし!と
思いながら…そんなことよりもLUさんのように廃墟が遺してくれた今を
どうしても見たいし当時はどんな感じだったのだろうと手がかりを探したい
気持ちが勝ってしまうし行けなくなってしまうので心霊系の怖いという気持ちは
楽しくて消えています。もう誰も見向きをしないであろうモノや風貌から怖がられているモノ
必要がなくなって使われなくなったモノ、それから感じる強いオーラに惹かれてしまいます。

人がいたりお金を出して見る所(でも、鉱山の観光坑道は大好きです)よりも心の奥深くが私にとっては安らぐ場所です。
たまに全くそんなの感じない私でもぞわぞわする場所は速やかに離れる事にしています。

それよりも怖いのは人と虫ですね^^;


私の話を聞いてもあまり面白くはないと思うのでドギマギですが・・・^^;
LUさんにそう言って頂けて嬉しい限りです。


また、迷い込みに来てくださいね・・・


P.S:気付いたら長い事ブログを放置してしまい結果、お返事がとても遅れてしまいました。
   もう、見ていないかもしれませんが・・・ごめんなさい。
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ムー

Author:ムー
ムー♀の記憶の記録。青森県八戸市在住→青森県の風車がたくさんある所

廃道、隧道、ダム、廃墟が好き。地味に活動中...

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