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迦楼羅山荘 おまけ (白い巻貝の砦&仔貝の砦 跡地)

こんばんは!おととい白い巻貝の砦&仔貝の砦跡地になにか残ってないか探索してきました。

それ何?という方は前回の記事を見て下さいませm(__)m

迦楼羅山荘①

迦楼羅山荘②

迦楼羅山荘 終



仕事が休みで朝から行くはずが昼すぎになり、しかもその日は暖かくなって探索日和♪と
ウキウキしてたら海にきたら寒かったー。さすが海風ですね^^;


この建物は仔貝の砦です。ここは創立15周年の記念モニュメントとして建設されました。
患者さんたちの手で作られたんだそうです。


さて、この跡地はどーなっているでしょ~!?

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※写真は「砂丘への足跡」より


この様になっていました^^;

建物はないけれ建物手前にある台座とブロック塀の城壁は残ってますね。

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この日はあの笹などで覆われてしまっている部分に何か残ってないか探しに来たのですが…

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植物や枝を分け入って出たり入ったり眼を凝らしたりしましたが残念ながら何もありませんでした…^^;

石の塊があってはもしや!!像!?と胸が躍りましたがただの岩だったり石だったり

あっ!白いものがある!と思ったら発砲スチロールだったり…発砲スチロールに何度期待してしまったことか(笑)

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そういえば跡地の道路反対側にこの小屋があったけれど

色使いが関連してたものっぽいです。

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お次は仔貝の砦の裏側にある白い巻貝の砦の跡地に行きます。


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うわぁ!まだ城壁がこんなに残ってるだけでも嬉しい!!


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ここが入り口だった様です。

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当時の写真です。

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※写真は「砂丘への足跡」より


ウインザー城のミニチュアを模したのだそうです。


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※写真は「砂丘への足跡」より


今ではこんなになってしまいました。あの素敵な建物も作品も跡方なくありません。

でも、あそこにこれあったんだなーとか想像してるだけで楽しいかも。


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これも当時の写真です。

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※写真は「砂丘への足跡」より


当時の写真と比べてみてくれたら嬉しいです。


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ここトイレかと思ったら違うみたい(笑)

当時の写真みたら何か飼育小屋だったのかな。

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だって丁度よく開いてるんだもん

絶対この中に落ちたくないですね(笑)

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木が…!!!

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さっきの木を使ってこの展望台?に登ってみた。

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ここから院長も海を眺めていたんだろうな~

なんだか嬉しくなって道路はすぐそばなのにここは見えなくて海は誰もいないし
波の音は素敵だしいっぱい癒された!!

この上にしばらくいたよ。大好きな場所になったかも。

ここにかなり興味を持ってるから尚更です。

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これも当時の写真で城壁にたくさん像が並べられてました。

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※写真は「砂丘への足跡」より

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※写真は「砂丘への足跡」より


さて、外側も見てみます。

水平線はずーっと眺めていたくなる


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なにかキラキラしたものが見えたので掘ったらこのようなものがたくさん出てきました。

建物の残骸ですかね。これを見つけただけでも嬉しい自分(笑)

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黄金に輝いて見えた苔


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当時の写真の中にも写っている建物がこんなにペチャンコ


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あとは錆びれた自吸タービンポンプなど

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これで跡地紹介は終わりです。像などは見つけられませんでしたが大好きな場所が出来て大満足で
ここを後にしました。そのあと違う廃墟へ行きまたここに戻ってまったりしました。
ここを探索した後はあそこや~あそこに♪行ってきましたので
あとでアップしますのでお楽しみに!!



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需要ないであろう動画もあります^^;

あの展望台?にて

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はなたれなまはげ

秋田の大館市内で私は見てしまった!!

いつも強さを見せつけている彼の虚像が崩れだすのを!




それは見て見ぬふりをと思い一度、眼を逸らしたのだけど

あまりにも堂々とあまりにも恥ずかしそうにしているので眼が離せなくなった


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だって・・・ほら・・・



思いっきし鼻たらしてるのだもの


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それも険しい顔を真っ赤っ赤にして

あそこから吹雪や嵐の夜も常に「悪い子はいねぇがー」「泣ぐ子はいねがー」と見張っているらしい


「悪い子はいねぇがああぁぁぁ!なーーー?いねがなーーー?はっぁくしゅん!チーン」


いつも世の子供たちを恐がらせている彼もなんだか今日は弱々しい

笑う子はいても泣く子はいなかったらしい

「あー!!大人なのに鼻たらしてるーーー!!キャハハー」とか言われて指さされたりしたのかな・・・

それ見て「あーーー今日の俺ダメだー!」

とか言って背中丸めてるのかな・・・




でも・・・なんだか・・・



そんな彼が愛しくなるね。


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【おわり】



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ウォーター・ムーン

こんばんは!昨日は満月でしたね、今日は個人的に好きな赤い月です(>_<)

昨夜は夕方から雨が降り始めて見れないと思っていたのに綺麗な満月が見れました。
家の窓から顔だして外を眺めていたらきらきらしたものが落ちていったので
あ!流れ星☆と思って願い事と思ったらただの家の雨どいから落ちた雨粒でした…


そんな今日は水に写った月、ウォータームーン(長淵剛の映画ではありません)を見に行きたいと思います!




ですが・・・海も湖もない場所です^^;

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左に進んで?


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ラブホテルの廃墟でしたー


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カラオケルーム有が消えている、なくして正解。別にいらない


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ホテル ウォーター・ムーンはこんな場所にあります。


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Well Come? Welcomeだよ^^; 

L一個多いよ。でも、ここでウォータームーン見れた(笑)


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ホテルの入口はトンネル式になっています。

振り返って六戸側を見た、内部崩壊は見受けられない(笑)

隧道探索などする際、しばらく進んで必ず振り返るくせが…


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四方囲まれてこれだと雪が降っても楽々ですね。


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数メートル進んでまたも振り返る


在室注意の標識(笑)がバリケードしている


途中からスノーシェッド(笑)に変わっていた


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では、お部屋を見ていきます。

外側から見た感じただのお洒落ラブホテルかなと思ったのだけど…

だから期待はしてなかったのだけど…あとでのお楽しみに!



では、7号室から

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【7洋室】


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家のような安心感(笑)

家の延長のようなホテル、ただのお洒落ホテル、非現実感が味わえるぎらぎらなホテル
寂びれた感じの昭和なホテル皆さんはどれがお好みで?

私は断然、非現実感のある所と寂びれた昭和なホテルかなー。
でも、よくあるリゾート的な(ハイビスカスとかありそうな)所とエスニックな感じの所は好きになれない…



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リモコンも案内も灰皿も綺麗に並べてあって荒らされている所皆無

今すぐに営業できる状態です。


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家にあるようなテレビも収納できる家具


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今はスロットが置いてる所が多いけどここはゲーム喫茶にあるようなテーブルゲームがありました。



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10分以内にどれかを使用できる方が凄いけど^^;


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淋しく倒れてるスキン立て


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ゴミ一つ落ちてないのが逆に恐い…

廃業してからあまり経ってないのかな


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次は【9洋室】


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重厚感のある椅子がいい



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レースのカーテンがあるだけでテンションあがります。


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なので記念撮影←関係ない


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こぼれた陽がさして見慣れない君を照らしだす


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   ・
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   ・



では~次は【5洋室】です。


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うーん、ここはシャンデリアだけが救い。だけどこのホテル温かみがありますね。


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満たされた夜に包まれて静寂の中眠りにつく

朝焼けの柔らかな光が射して私は彷徨い歩く


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 ・


いよいよーここは他のお部屋より高めです。

【12洋室】行きまーす!


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絨毯も椅子も深い赤が本当好き。



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ここだけ見るとゲーム喫茶ですね^^;


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窓を目隠ししないで光が射すようにしていていいなぁ


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お風呂はスケスケカーテン

なんだかここまで綺麗だと営業再開してほしいものです。


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早くベッドみせろって?






では後ろ振り返りまーす!

じゃーん!!なにこの解放感!!私の胸の鼓動が収まりません!


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し・か・も回転ベッドーーーー\(^o^)/

私は名づけました!【時計仕掛けのオレンジ部屋】と



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逆らえない力で吸い込まれるように回転ベッドに近づいた

なにこのいかがわしい色とPOPでミルキーな色の対比

アンバランスなものが巧く引き寄せあって

融合してるのが最高



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60~70’S POPな回転ベッド♪

サイケデリックな配色でとっても素敵



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傷などもあまりなく本当に状態がいい

時計仕掛けのオレンジのアレックスが雨に唄えばを歌っている所を妄想したりして楽しんだり


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造り付けの灰皿がまたかわいい


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この全面にあるレースのカーテンの裏側は…全て鏡張りでした!!

このレースのカーテン取った状態も見たかったな…

こんなに狭い部屋の中でどこまでも無限に広がる世界な感じでまさに異空間なんだろうな

それなのに自分たち以外誰もいなくていい時間をすごせそう




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天井もとても高くてもう素敵すぎるよ

なんでついてるのか分からない鮮やかな緑や青のアクセントもいいし



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まったく期待してなかったこのホテルにこんな世界があるとは面白すぎます。

ちゃんとプライバシーの事も考えつついい位置に窓をつけて光は射してくれるしもったいないホテルです。



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六角形になっています。

天井が高いとずっと眺めていたくなる、なんでだろ


こうして見てると嫌なこと窮屈な事忘れられそう



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カーテンを潜ってみた、そしたら煌びやかな電灯があってもっと好きになった

あーーーこの部屋に泊まって見たかったー


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夢心地にしてくれた12号室を泣く泣くあとにして

最後はこの部屋に(何号室かは撮るの忘れました)

ここは普通の部屋だったんだけれど…洗面所へ近づいた時ジャー!と変な音がして

トイレへ目をやるとトイレの何かのセンサーが感知して音が流れたのか水が流れたのか分からないけど

驚きました^^;

そのあとそそくさとここを後にしました…とさ


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ここは近くにあった温泉廃墟


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外観のみです。(2011年頃廃業したようです)

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あと、前に記事にしたここの看板がまだ残ってました!


♦ホテル ダイヤモンド ♦前篇♦


♦ホテル ダイヤモンド ♦後篇♦



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―END-




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迦楼羅山荘 終

こんにちは!皆さん、季節の変わり目で体調を崩していませんか?
私は崩し気味です(笑)でも、やっと八戸も暖かくなってきて嬉しい!!


では、前回の続き行きます。今回で一応終わりになります。


迦楼羅山荘①

迦楼羅山荘②




この写真は「砂丘への足跡」からの当時の写真です。山荘の開拓村にあった迦楼羅山婆沙羅(かるらさんばさら)寺
です。精神病院に10年、15年と入院して社会復帰できずにいる人にとって先ず最初に欲しかったのは自分たちの
菩提寺だったそうです。


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※「砂丘への足跡」より

そこで病院の中で宮大工の立派な腕を持った人たちで院内で木を刻み、組み込みが作られてから山荘で組み建て
本堂を最初に山門、伽藍、参道が作られ境内には患者さんたちのおもいおもいの羅漢が置かれたそうです。

今、見当たらないけどどこ行っちゃったんだろ…

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※「砂丘への足跡」より


これは本堂内部、よくここまで造ったなぁ…感心します。

蝶はこの病院のシンボルマーク。(ただの見開いた本写しただけですみません)


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「今は年を取ってぼけたって老人性痴呆症というちゃんと保険のきく病気で入院させられてしまう。
年取りゃだれでもボケるのは当たり前なのに、だから今に精神病院は姥捨て山になるのは目にみえている。
いつかはこの山荘と婆沙羅寺を観光名所にして、そこで迦楼羅(かるら)だんごでも売って暮らすのさ」
と千葉氏は言っていたらしい。それとここで年老いた患者さんとともに暮らすのだったそう。


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※「砂丘への足跡」より







これは現在の寺があったと思われる場所。参道の名残があるけどこんなにも分からなくなるんですね。
もっと今度探してみれば何か出てくるかもしれないので今後も追って報告します。


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この奥に塔がありました。上の当時の参道の写真にもありますよ。
この時あまりにも藪がすごくて近づけなかったけど今ちょうど近づける時期だなぁ♪
五重塔も見つけたいし。

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ケルベロスみたいなもの

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次は山荘の表の周辺を見たいと思います。
  
   ・
   ・
   ・

藪の中にぼやっと白く光る発光体が!!これ見た時はさすがにビックリしました^^;

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(私、全てが白いから紫外線吸収しちゃってボロボロよ…誰か黒い服頂戴な)


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いよいよ~ここはお気に入りの場所です!


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この建物は何なのかは不明…

とにかく蚊が凄い!泣きたい…でも、正面から見たいし皆さんにも見てほしいから頑張った!


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じゃーん!迦楼羅山荘的ローマ庭園!!

蚊と蜘蛛の巣は辛かったけどやっぱりこの季節に映えて好きだなぁ♪

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これは当時の雪に埋もれたローマ庭園。

植生が凄い以外当時とあまり変わりないですね。

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※「砂丘への足跡」より


では、美女お三方をご紹介♪

まず、エリザベス(勝ってに命名)

エリザベス(ちゃんと奇麗に撮りなさいよ!もっと色んな角度から撮るのよ!)

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マーガレット(ちょっと!あんた!木の枝入ってるじゃないの!)

私「悪意はないよ~^^;」

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ビアンカ(ムーさん、葉っぱで大事な所隠してくれてありがとう)



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ふーやっと抜け出せる…


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外側からは全然見えない^^;


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陶芸作業に力をいれていたようで指導する院長も患者もゼロの状態から試行錯誤しながら
作品を造っていったそうです。


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最初は絶望的な作品が続出したそうでそこで千葉氏は土日には130㌔離れた岩木町に泊まりがけで
陶芸家に弟子入りして通い続けました。


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外部から指導員を呼んだりして大きな像なども造れるようになっていったそうです。
そのうちどの作業にも頑強に抵抗していた患者さんたちも動きだして入院患者全員ぐるみで
造っていったそうで作業動員率98,2%までいったみたいです。


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まだまだたくさん像があるんだろうな…


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アリストテレス?分からない


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なんだか頭部と胴体が離れているのがたくさん^^;



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この建物は何だろう…ちょっと怖いけど見てみます。


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信念さえも闇に消え失せてしまうんでしょうか…


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当時ここに冷やかしにいくと車にたくさんの人が出てきてベタベタ取り囲んで触ってくる
という噂を聞いたことあるけど

院長が「そんなの脅かしてやれ!」とか言って豪快に笑い飛ばしてたのかなという妄想をしてみたり…


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私が子供の頃この廃墟に母に連れられてちょっとだけ見た時恐いけどすごいワクワクしたなぁ。
今、私がこんなになるとは(笑)

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この建物の中は~

ん?何かいるっ!さすがにドキドキします。


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ここから早くでたいよ~!!


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うわっ!天井の穴から落ちてきたんじゃないよね^^;

奥はなんだか見れませんでした…


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机があって蛇口?蛇口があって机???


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外に出ます。

  ・
  ・ 
  ・

チュッチュッ

えっえっ!?何か聞こえるんですけど^^;

いやいや、御二人さん…木の陰で夢中になっていたのでアップしちゃう!!


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鳴りやまぬ心臓の鼓動、抑えきれぬ性衝動(笑)


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あー楽しかった!この院長の患者さんたちは幸せだったんじゃないかと思う。
資料の「砂丘への足跡」を見てこんなに患者さんと共になって考えて最後まで体を張って
この療法の開拓に専念し模索したカリスマ院長いるのかな…それゆえにイバラの道だった
ようだけど、この院長の夢が詰まった山荘や患者さんの作品との努力の結晶は消え失せることなく
今では少なくとも無関係な私の心を癒してくれている。
「砂への足跡」の本当の意味ってそういうことなのかな…



NHKの番組にも出た事のあった千葉元院長。八戸市内の飲み屋での写真らしいけど今もあるのかな。
あるとしたら行ってみたい(笑)

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-END-




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迦楼羅山荘 ②

こんばんは、前回の続き行きますね!


前回の記事・迦楼羅山荘①


では、迦楼羅山荘へ行ってみたいと思います。

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(1975年撮影だと思われる当時の迦楼羅山荘、写真に写っている方はダルマ院長こと千葉元院長・砂丘への足跡より)



こちらは現在の迦楼羅山荘、ここは患者の保養所以外にも千葉氏が院内の仕事を終えて心身を休める場所でも
あったそうです。

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この蝶のマークは飛翻化蝶という青南病院のシンボルマークです。
「世間で毛虫のように嫌われても、この病院から社会復帰するときは美しい蝶になって飛び立て」
という意味だそう。


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山荘の周りにあったもの

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なんて読むの分かりません^^;

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僕 ねむい…ムニャムニャ

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ハハッ俺様はここの番人だぞ

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(上の当時の写真にこの謎のおじさんが写ってます、どこでしょ~?)


乙女?・い…いやっ、やめて…

鬼・ほらほら、いいじゃないか、嫌よ嫌よも好きのうちなんだぞ



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鬼・おいっ!お前、撮るな!

  いろいろまずい!のだよ…

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実は騙されるふりをしていた乙女でしたー

ガーン
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おバカな鬼は置いといて

…山荘の裏側に来ました。あらゆる窓に板が…^^;

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二階では広い板の間になっていてソファの後ろには大きな模写の絵画が架けられていたそうです。
今はどうなっているんだろう、見てみたかった…

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この当時の写真の中の二つのオブジェの現在が今から見れます♪

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※写真は砂丘への足跡より


ビィフーィ、ビィフーィ←ロバ?の鳴き声だそう

(アタシ、何年もここだけにいるの…でも最近、苔が生えてきて暖かい気持ちになれるの)


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極端な曲線の胸像、木の枝がネックレスのようになってます(笑



(年々、装飾が増えてうれしいわ、もっと着飾らなきゃだわ♪)


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でた!クリップ男!

(俺、もうこのままでいいんだ、どうせ治らないから…嫌なもの見ないで済むし)

そんなこと言わないで諦めないでみよう?

(治るかな…)

大丈夫!私がどうにかする!

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密なる洞窟での営み

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今日は疲れたのでこのへんでm(__)m…続く



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迦楼羅山荘 ①

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(青南病院 初代院長千葉元氏の標語※写真は砂丘への足跡より)


八戸に「薬みたいなそっだらもんに頼って、医者がつとまるか!」と薬漬けを否定し体当たりで
芸術療法を模索した精神医がいました。

1934年11月八戸の精神病院、青南病院を開業するまで紆余曲折ありやっと開業するも最小単位の病院らしい
もので医師住宅がないまま6畳間の宿直室に院長親子5人が雑魚寝をしその中で患者と共にあるという連帯感、
親密度を感じたそうです。人間としての共感の中に温かい愛情の連帯感を表現するということが病気の根底に
切り込まれた根源的な治療の勝利だと考えたそうです。
その後も色んな障害があったそうですが病床数が増床していき作業療法の体系組織化に一応の自信を
つけ、新しい夢が生まれたそうです。「患者さん達に何かが出来る」と言う事が信じられたとき、創設の
精神の中で存在していた「患者さんと共にある生活」という夢が再燃されたそうです。

その夢が詰まった場所が今から紹介する、八戸の一番?有名な廃墟カローラ山荘こと迦楼羅山荘です。
ここは青南病院 初代院長千葉元氏の治療方針の開放療法(作業療法、生活療法、芸術療法、舞踏療法)をしながら
社会復帰の訓練をし自信をもたせるための山荘だったそうです。1964年9月に1300アールの広大な原始林の中を
院長家族、看護人、患者で開拓していったそうです。


今や八戸で精神病院といえば青南病院です。しかも大きい!
「いつの日にか私達はこの果てしない砂丘の中段の何処かで行倒れて砂に埋もれ死ぬ日がくるでしょう。
そして、その次の日に、一陣の風が吹いてくると、私達の生涯歩み続けてきたこの砂への足跡や
爪跡は、跡形もなくあっけなく消え去ってしまう事でありましょう。
そしてその時こそ本当に私達の休養出来る日が来ると思うのです。」と初代院長、千葉元氏が青南病院創立10周年
記念誌で言っている。千葉元氏は昭和59年4月に61歳で逝去している。

※この記事を書くにあたりアリス式海岸さんのブログで情報を得た千葉元氏追悼として刊行
 された写真家羽永光利さんの写真集「砂丘への足跡」を参考、当時の写真など抜擢させて頂きました!


これから迦楼羅山荘にゆく前にこちらも…


この建物は【白い巻貝の砦】という患者海浜保養所でした。金浜海岸という八戸の豊かな海沿いに建てられて
いました。豊かな精神的環境の中で美術学校なみの制作をしていた患者さんたちの優秀な芸術作業作品を
展示しここで差別や偏見を持ちやすい地域の人達に適正な理解協力があれば通常の人間では追いつけない程立派な
才能を発揮するものである事を立証し誇示したかったそうです。

ここでは舞踏療法なども行なわれ、あの有名な舞踏家、石井満隆氏や宇野萬氏が来て指導したり、さまざまな
芸術家との親交があったそうで八戸在住の演出家、豊島重之氏と姉で舞踊家の故豊島和子氏の稽古などとしても
使われていたそうです。
ここで豊島和子さんの名前がでてくると思わなく驚きました。私は3歳から16歳までバレエを習っていたのですが
当時、八戸では私のいるバレエ教室か豊島さんのバレエ教室かという感じでいとこが豊島さんの所だったので
豊島さんの所の発表会を見ては私もこっちのバレエ教室の方がよかったーと毎度思ってました(笑)というただの
私事でした^^;

※ちなみに舞踊ではなく舞踏Butohとはバレエやモダンダンスの舞踊と区別するために「暗黒舞踏」と
 称した。バレエなどと違って日本人独特の肉体感や風土感が独自のジャンルを確立させている。
 土方巽が有名。

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※1975年頃撮影されたと思われる【白い巻貝の砦】 「砂丘への足跡より」


こちらは患者さんたちの手で作られた【仔貝の砦】、右側に見えるのは八戸の海です。今現在はどちらも建物はなく
ブロック塀があるぐらいです。もしかしたら何か残ってるかも…今後も探してみようと思います。

この2枚の跡地など詳しくアリス式海岸さんのブログで見れますよ♪
http://alicesiki.blog.jp/archives/7540004.html



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※写真は「砂丘への足跡」より

この2枚の場所は県道1号線沿いの八戸の海沿いにあって10年前ぐらいまでは白い像などまだあった記憶があります。
道路沿いから白い像などが木々の間にたくさん点在していたのを記憶していて初めて子供の頃見た時なんて異空間に
きたような夢の世界にきたような感じでワクワクしたのをよく覚えてます。今だに思い出しては夢の世界に行けます(笑)だから今でも八戸の海は私にとって異空間なドキドキする場所です。



ちなみになんで【白い巻貝の砦】という名前かというと「巻貝というものは、生まれて以来の自分の生長の歴史を
絶えず日常背負って生活し続けて居る。しかも現在の自分の大きさに加不足のない大きさの殻をクルクルと巻き
ながら無限に成長して行くんだ…即ちこのことは(自己の生活の歴史を正確に是認し)そして着実な(拡大努力)と
その(無限の可能性)潔白な激しい(現実吟味)等という崇高な人生を送るための哲学的な多くの命題を吾々に暗示
しているじゃないか…そして最も魅力あることは、それ(白い巻貝)がひどく文句なしに美しいと言う事なんだよ」
ということらしいです。


と前起きが長くなりましたがいよいよ!あの場所へ行ってみましょうか~(>_<)


ここが入り口です。この時8月だったから植物が生い茂りすぎてちょっと大変でした^^;

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緑しかありませんがずーっと奥も左右も全部敷地です。今はなにがなんだか分からない状態です。
自分たちで開拓したこの土地も完全に自然に戻ろうとしています。鎌などで開拓していったようで
ここの噂で鎌をもったおばあさんが凄い勢いで追いかけてくるっていうのはそこから来てるのかも。

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そのうちこの方が出迎えてくれます。

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アップ♪

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そして次に現れるのはこの廃車、院長の車だったんですかね。

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こちらは昨年の2月に撮影したもの。ボンネットに意味深なロープ^^;

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次は御堂がありました。これも昨年の2月のもの。

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この写真上の所か!?とワクワクしたけどよく見たら違いますね…こういう風に山荘周辺に患者さんたちが作った
神様や石像がたくさん並べられていました。

なんだかここに来るとたくさんの石像や神仏、精神病院、開放療法から夢野久作の「ドグラ・マグラ」を
思い出すなーと思っていたらなんと映画の「ドグラ・マグラ」を病院の方で撮影する話があったらしい…

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※写真は「砂丘への足跡」より


なにか見えてきましたよー!

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ローマ庭園を模したアーチ型の柱
当時は明かりが並んで灯されていたそうです。その当時も異様な風景だったようです。


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中心になにか見えますね!ここは後でのお楽しみです。


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ぶたさん♪

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にゃっ

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ふふ♪

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なんで君は此処へ来たのかね

「○○△××□」

ほほう…まあ、ゆっくりしたまえ

ただ…蚊には気をつけるのだぞ

???

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あちこち建物があるのだけれど何がなんだかな状態です。今回は近づけるのだけ行ってみます。

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廃バス

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サウナ風呂らしいです(笑)

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の裏側

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ミニ教会

患者さんが復帰する社会が、現実に存在する地区社会である限り、精神病院の中には、全ての地区社会
の要素が縮図して存在して居らねばならぬということから色んなものを作ったそうです。

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井戸

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おトイレ(笑)

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次はあそこへ~!蜘蛛の巣、植物絡まりまくり~

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作業所のようですね。さっき言われた通り?ここの蚊の数が凄かったです…
カメラを持ってる手を集中攻撃されました…今思い出してもかゆくなりそう^^;

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SINCE1986って見えるけど院長が1984年に亡くなってからも使われていたのですかね。

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作業所の中に入ります。

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美術制作途中のものが…

綿みたいなのが見えるけど羊を飼って毛を刈り曼荼羅のタピストリーを作っていたそうだけど…その毛??

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薄れてしまってよく見えない写真がたくさんありました。

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AIR MAIL 

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2:38になにが…

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じゃがいも栽培の要点

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ガマの聖談 ~人生に関する珍考漫考~

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蚊がひどいのでもう退散!


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次回はたくさんの裸体が出てくるのでおたのしみに(笑)


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ムー

Author:ムー
ムー♀の記憶の記録。青森県八戸市在住→青森県の風車がたくさんある所

廃道、隧道、ダム、廃墟が好き。地味に活動中...

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