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お久しぶりです。

ムーですm(__)m

約6年ぶりに(本当です)自分のブログを見てみたら、まさかのコメントをたくさん頂いてることに気づいてあたふたしています。もう皆様見てないと思いますが、返事をお返ししたいと思っています。何年も経ってしまって本当に申し訳無いです…。そしてコメントありがとうざいます。

放置理由はあのときは仕事での疲れとPCの調子がかなり悪くなってしまい、更新するのが大変になりもうPC見たくない!ってなってしまいました。それから生活環境も大きく変わり、あれよこれよとこうなってしまいました。約6年ぶりにブログを見てみたら、コメントをたくさん頂いていて驚きました。ブログをやっていてよかったと思える、嬉しいコメントばかりで本当申し訳無くなりました。ムーは元気です!


恥ずかしい話ですが、携帯でブログの管理ができること今知りました…。引っ越しをして登録していたPCのメールアドレスが使えなくなったのですが、携帯のメールアドレスの方を登録したのでこれからは時々チェックをしてコメントなど頂けましたらお返ししたいです。こんな放置ブログ誰も見てないとは思いますが(^-^;


ブログを復活させるのは今はかなりキビシイです。なので今の生活環境でも出来そうなインスタをこれから始めてみようかなと思っています。(221muuです)


私的にはブログのほうがあってると思うので、いつかはまた戻れたらいいな…。



画像は大好きな野田玉川鉱山のアイドル☆マンガンボーイズと。この日はハロウィーン仕様でした!坑内にいる一人一人に詳細な設定があって素敵です。




マンガンボーイズ図鑑を頂きました!大切にします!




これはほんの一部です。素敵☆


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大荒沢堰堤の後は・・・旧和賀川水力発電所跡へ 終

皆さん、お久しぶりです。 ムーです(__)

あ、あの~…前回の更新から随分と月日が経ってしまい放置状態…いや廃墟状態になる所でした^^;アハハ

色々、言い訳しても仕方がないと思うのでさっそく前回(といっていいものか…)の続きを行きますねー!
今回で終わりになりますが長いです。今さら感があるかもしれませんがどうぞよろしくです。

その前にこんなに放置状態にしてしまった中、コメントやメールを頂いてたみたいで…すみませんでした。
そして、ありがとうございます!もう、見ていないかもしれませんが遅ればせながら返信させていただきました。


では…続き…(あれどこまで行ったっけ^^;)


あっ、発電所に紆余曲折しながらやーっと辿り着きました!!
只今、15:25…この日は11月下旬なので16:00には山を下らなきゃいけません…
急げーーー

ここから下は石垣の段差があるので少し高めになっています。

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どすっ 到着ーーー!

目の前には碍子がついているこの建物がありました。
あとで見てみます。

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あれは電柱か、な

この時期だったから行きやすかったけど今のこの時期は藪でしょうね…
でも、本当は葉っぱが生い茂る今の時期の発電所が見たいのですけどね。

でもですね…先週の日曜日にもこの辺にいましたが半端なく毛虫が大量発生していて
道路の至るところにいました。しかも…木の枝、看板などから糸をひいて?ぶら下がっている毛虫を
たくさん発見!今まで生きてきて初めて頭上からぶら下がって降りてくることを知りました^^;
橋の親柱にびっしり憑かれているのを見た時には全身鳥肌モノです。皆さんもこの付近に
行く際は発見してみて下さいね(笑)

※マイマイガの幼虫らしく木の枝などに糸を引いて風に乗って飛ぶんだそうです・・・

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そんなことよりも…きたきたーーー

いざ、目の前にすると冷静…なわけないーーー\(^o^)/

外観は後ほど…まずは内部から行ってみましょー!

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ここからも入れますが…

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入り口が開いてました。

玄関ポーチが木造校舎でよく見られるアーチでいいですね。

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後方のびっしりと積上げられた石垣の練積みと昔の水道?
蛇口のハンドルがないけど出しっぱなしってこと??

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では、お邪魔しまーす!

床のコンクリートはかなりボロボロで粉々です。

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と思って天井を見たら上のコンクリートが落ちて剥がれて粉々になったものみたいです。

あのそのままを保っている照明もそのうちぶら下がってしまうんでしょうね…

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いいバランスで傾いてます。

上にはアメーバ状に垂れて見えるコンクリート鍾乳石が…刺さったら痛そう

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このぽこぽこしたクラゲみたいなのが垂れて硬くなったもの

これがどんどん伸びておがっていくのでしょう。

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なんかカスタードクリームでコーティングしたお菓子に見えてきました。

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面白くてしつこく3枚目

ちょっとおっぱいにも見えてきました…

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この奥はこの後行きますので少々おまちをー

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一緒に行ったKさんと私は夢中でシャッターを切りまくっていつのまにか
どこにいるか分からない状態に…こっちにこれあるよーとか声掛け合っても
どこも気になって生返事にお互いなるぐらい^^;

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ここでもの○け姫に出演していたような気がする子に出会いました。

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この同じ形が連なるものフェチとしては堪らない場所です。

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しかも真っ白で吸込まれそうで白昼夢を見ているような感覚になります。

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でもでもーもっと夢にまでみたそんな場所がもうすぐーーー!

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きましたーーー(>_<)

憧れの場所にやっと来れたーーー(嬉泣)

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あ、Kさんいました(笑)

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洋館建築でコンクリートは所々剥がれてはいるけれど辛うじて白い壁が残っていて
ただただ美しいです。

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人がほとんど訪れる場所ではないし荒らすような人もこないので
落書きが皆無で本当に自然に朽ちていっています。

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その自然に朽ちる様子とこれで葉っぱが青々と茂って建物内部に侵入してる季節…
その自然の摂理の様子はもっと素敵だろうな…やっぱまた訪問しなきゃだね!!

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しかも後で写真を見てからここ見てないとかたくさんありました。

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この大きな2つ穴は発電機の設置跡だと思います。

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地下がまた一階とは違うおどろおどろしさで物凄く行きたかったよー(泣)

むしろこっちの方が気になっている…

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なんなんだ…あの扉も…

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Kさんに時間やばいからもう行くよと言われ始める…

えぇー!地下とか2階に行ってみたいよぅ…嘆いたけど時間の関係上無理でした…

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あの闇夜へ…迷い込みたいんだよーーー

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あんな薄そうな窓ガラスがよく割れないで残っている強さは不思議

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戦中も超えて約75年かぁ…

廃墟だけれどとても強い存在…私もこう強くなりたいものです。

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Kさんのもう行くよが強くなってきました…

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駄々をこねてる様子(笑)

和賀川発電所内部 (400x600)

もう日が暮れてきたので急いで外観を見ていきますねー。

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とにかく窓が大きくて多いのが眼を惹きます。病院みたい。
当時は中は真っ白で日が射して最高の眺めだったに違いないでしょうね。

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そして…取水口付近には戦中に塗られた黒い迷彩塗装がわずかに残っていました。
建物全体にあったんだと思いますが黄土色?部分はその後から塗りかえたんだと思います。

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そしてこの電柱!前に紹介した大荒沢ダムにあった電柱と全く同じもので
やはり関係してるんだなと分かり嬉しくなりました。

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これが発電所の電柱

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こっちは大荒沢ダムの電柱です。
湯田ダムの湖底にいたので茶色く変色はしてますが同じですね。

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最初に見た電力設備の表です。

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哀愁漂うピン碍子

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たくさん落ちてました。

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よく見ると廃吊り橋が写っています。

あれが使えたらすぐなんですけどね…

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すぐ下は和賀川なのですが山ルートもだけど川からくるルートがまた恐く見えるけど
もっと流量が少なくなる時期があるんですかね…

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只今、15:44…もう行かなきゃなりません。
でも、見れなかった所がたくさんあって再度来る楽しみができました。
いい経験が出来たしとても感慨深いねとKさんと話しここを後にしました。

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すごい急な斜面をわーきゃー言いながらすべるように下山しました^^;
例の吊り橋に16:24に到着、40分かかりました。


そして吊り橋を渡るムー

例の吊り橋 (400x600)

吊り橋上から撮ったサージタンクの所で見下ろした水路跡

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あ、あんなに登ったんだなー(遠い目)

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山神様に無事帰れました。ありがとうございました。
と一礼して帰りました。

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Kさんのクルマに戻った時にはこんなに日が暮れて
あーーー、清々しい疲れだー

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~最後におまけ写真シリーズ~

2014.11月時点ではまだすこし顔をだしていた大荒沢堰堤

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この日は近づけなかった横黒線(現北上線)の旧川尻隧道

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冬の旧和賀川水力発電所

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冬の錦秋湖

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~おわり~

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大荒沢堰堤の後は・・・旧和賀川水力発電所跡へ 2

はい、皆さんこんばんは。

今日で今年が終わりますね・・・あっという間・・・全然そんな実感が湧かないムーです。
でも、いい初日の出が見れそうで楽しみです。
今年は更新を長くお休みしたりしましたが来年はそうならないようにしたいなー。

来年もよろしくお願いします(>_<)


それでは、前回の続き行きましょ~。


前回、サージタンクを眼下に見つけよかったよかったとKさんと大喜びしながら
急斜面を5m程、木や枝につかまりながらずるずると到着!
興奮しすぎてさっきまでの辛さはどこへやら状態に。

そしてー!目の前にサージタンクが現われました。

ここの厳しい冬に耐えてきたからか壊すものも来ないだろうに
コンクリートは剥がれ中の玉砂利は見えて結構ボロボロです。

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ちなみに今ココ↓です。こうやって見ると特によく行ったなーと思います。
行きやすい丁度いい時期だったと思います。

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サージタンクの外側。いちいち小窓がついてお洒落。

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ではー中へ侵入したいと思います。ドキドキワクワク

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うひゃーコンクリート造のドーム状の建物にいちいちお洒落な窓。
窓から木漏れ日が射して先ほどの疲れや不安も吹き飛びます。

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でも・・・ここに足場がありますがが薄っぺらくて強度に不安がありましたので
向こうまで行く勇気はありませんでした。

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足場の先端の方に錆びた梯子がありましたがとても使えません。
なんでかっていうと・・・

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下を見下ろすとこんなだからです・・・!こわいーーー、吸込まれそーーー

このサージタンクは前々回紹介した上流側にある湯田ダム湖底に沈む大荒沢堰堤まで
導水路で繋がっているのです。ここから大荒沢堰堤まで結構な距離があるので
かなり長い水路がこの先眠っているのです。

まさにat the BLACK HOLE!!


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でも・・・画像を加工して彩度をあげてみたらそんな距離ではなく
あれ??ってなりましたが実際は真下見ると真っ暗闇で底が見えなく
とても恐いです。

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サージタンク(調圧水槽)とは圧力導水路と水圧鉄管の間に設置し、発電所が急に停止した時に
発生する大きな水圧を逃す所なんだそうです。


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綺麗な円形でプラネタリウムみたい

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この連なる窓が素敵すぎた

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サージタンク内部を出て外観も見たいので移動・・・

でも、この急斜面!転げ落ちそう(~o~) 眼下には和賀川が見えます。

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そして、ちょっと焦ってる移動中の私^^;

サージタンクから更に下へ (600x400)

石垣が残るちょっとした平場に到着

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サージタンクを下から眺め中・・・

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ここから向こうに沿って周ってみます。

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すると広場が見えてきてじゃーん!!

この苔蒸し具合、染み出し具合、ボロボロ具合、最高です。
まるでモンス・デジデリオ画集に出てきそうな(←言い過ぎ?)雰囲気です。


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でも、ひどくボロボロすぎな小さな橋

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手前にあった階段を登って撮ったところ

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あー来てよかった

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調整された余計な水圧がここから流れ出るんですね。

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恐怖のすべり台!!!ではなく先ほどの逃した水圧が北本内川へ帰ります。

ここから見えづらいですが渡ってきた踏み板がない吊り橋が近くにあって見えました。

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そして、またさらに下へ行ってみます。ここからはほとんど崩れていますが石垣にかなり狭い道が
つづら折りになってありましたのでまだ進みやすかったです。

DSCF2375 (600x450)

ここは水圧鉄管が通っていた場所で当時は発電所まで繋がっていたんだろうと思います。
コンクリート内部にはまだ残っていますがその他は撤去されています。

そして、手すりは錆びた鉄の弱々しい階段を降りると・・・

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全部映らなく残念ですが私には顔のように見えるふたつの鉄管路がありました。

Kさんにほらほら顔にみえるよ!!とKさんにもここからの撮影をおすすめすると
そうかー??と言われました(._.)絶対見えるし!!

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ちなみに今いる所はココ↓です。

DSCF2328 (450x600) (2)


電灯もちゃんと残っていました。

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ひとつは落ちてましたけど、電球がしっかり残っています。

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ここからずーーーっと上流にあるあの大荒沢堰堤まで続いていたんだなーと思うと
入って行きたくなりましたがもちろん止めておきます(笑)
でも、行った人もいるから凄いです。

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この発電所はダム水路式という形式の水力発電でダムに貯めた水を取水し河川のもつ勾配よりも
ゆるい水路で下流に導き、発電所の手前で一気に落差を得て発電する方法です。

だから急斜面に発電所があるのは当たり前なんですもんね^^;

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とうとう大一番の発電所がこの水圧鉄管から見えます!
あともう少し\(^o^)/

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外側に周ってみました。

あの梯子は登ってみたかったけどもう15:16・・・

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16:00には暗くなってしまいます・・・一番見たい所が見れないのは辛すぎるので先を急ぎます。

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あぁーーー!!夢にまで見ていた憧れの廃墟がちらちら見え始めてきました。

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さらに下へ・・・

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さらにさらに下へ・・・

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発電所ばかりに気をとられてこの後どう下ったかあまり覚えてません^^;
そういえば、三人集様が言っていたロープはどこにあったのか・・・。

ドキドキ、ドキドキ・・・

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つ・い・に!!

ふたりで歓喜をあげながらここへ来てしまいました\(^o^)/

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次回は来年に続きを~

皆さま、よい年をお迎えくださいませ(^^)/

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大荒沢堰堤の後は・・・旧和賀川水力発電所跡へ 1

皆さん、こんばんはー!八戸は突き刺さるように寒くて外にできるだけ出たくないです^^;
体調に気をつけてお過ごしくださいませ。

さて、今回も毛皮のマリーズ・・・ではなく和賀シリーズで行きますよー!!


これから行きますのは前回紹介した大荒沢堰堤と共に昭和15年(1940)頃に併設され
昭和39年(1964)湯田ダムが完成し大荒沢堰堤と共にその役目を終えた【旧和賀水力発電所】跡です。
今も発電所の下、放水路付近に黒い迷彩塗装が残っているそうでこの和賀シリーズの中で実は一番に
見たかった所です。でも、簡単には行けない所でして・・・。

ずっと憧れていた美しき廃墟へいざっ!


この廃墟へのアプローチは困難を極めますのでKさんと何度か下見をしに来ています。
この日は11月23日だったのですが落ち葉になっているこの時期行きやすい感じになっているのではないかと
行けても行けなくても近くまで行くだけ行ってみよう!ということでこの日になりました。

この画像の場所は和賀仙人駅前の国道107号線から細い裏道を行くとこの吊り橋の橋脚跡が
どーんと目立ってあります。

そういえば、和賀仙人駅の前にあった廃校の仙人小学校は解体中でした・・・。残念

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山菜獲りみたいな格好の私は置いておいて^^;

この橋脚の真下の和賀川の対岸で北本内川と合流する左側の山の急な斜面と川に挟まれてその廃墟はあるのです。
まず、ここから見えないかと行ってみます。

山菜取り? (400x600)

おおー!!!見える見えるー\(^o^)/でも真下を覗くと増水した川が・・・しかも高い・・・。
この前まで木の葉っぱで姿が見えづらかったのですが落ち葉になって露わに
あーーーでも、行けるのかなーコレ^^;

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拡大しました。

サージタンク(調圧水槽)とその下はサージタンクで水車に流れ込む水量を安定させた後
水が通る水圧鉄管があった場所が見えます。

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これが旧和賀水力発電所です。黒い迷彩塗装は下部に僅かに黒く見えるのがそうなのかな・・・。
ここからはよく見えないです^^;
あーーー近づきたい!!!ここもそこまで見えているのに行けないこのもどかしさ・・・。

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そして橋脚の対岸にも橋脚が残っていましてかすかにガードレールが見えました。
とりあえずそこまで目指すことに

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北上市から国道107号線、和賀仙人駅手前に平和街道入り口の案内が出てましたので
そこを右折し北本内林道に入り対岸にあった橋脚跡を発見。それを過ぎたあたりに
眼下に小さなある吊り橋が見えたのをKさんが発見し、まず橋脚跡にクルマを停めて・・・

とても立派なので素敵な吊り橋だったんでしょうね・・・高さもあるし。

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そこの脇に道がありましたのでそこを歩きます。
何か左側に石碑が見えてきました。

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昭和二十年三月二十三日建立 白鷲鑛山遭難者供養塔と記してあります。
対岸の最初に見た橋脚跡辺りに和賀仙人鉱山跡があったそうであの吊り橋跡もその関係のものなのでしょうか・・・。
分からないですけど。

ちなみに和賀仙人駅から4kmの場所の平和街道筋にある遠平採鉱所がもっとも
駅から近い採鉱跡だそうです。

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そして少し進んだ所の脇を見ると崖の末端に水神様の碑もありました。
行けますようにと手を併せておきました。

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でも、この真下を覗くと震えがくるほど高く、増水した北本内川が見えます。

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こんな深い山と谷の所にあの廃墟があると思うと・・・

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なんだか色々不安になってきた。その後も進むと・・・

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とうとう例の吊り橋が見えてきました。さっきKさんが北本内林道から眼下に見つけた橋です。


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ワイヤーも新しく管理されているような橋ですがこの橋・・・おかしいです。
普通当たり前にあるものが・・・何かがないです。

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はい、踏み板がありません^^;
左右に掴む網は張ってあるものの・・・

でも、あの廃墟に辿り着くにはこの橋を渡って山越えするかこの増水中の川を渡って辿り着くしか
ありません。色々ふたりでまごまご話しているうちに対岸からなんと!男性1人2人また3人と渡って
くるのです。(クルマを置いてきた所にもう1台神戸ナンバーのクルマがあったけど・・・)
私は人見知りなので後ろでまごまごしていましたがKさんがその3人集様に話かけた所
発電所に行ってきたようで山越えのルートをだいたい教えて頂きました。ロープもあるとか・・・。

只今14:14・・・この時期15時すぎると暗くなり始める・・・

Kさんが今から行けるかなーというと行けると思いますよ!と言われましたが
大丈夫かー??というような表情に見えたのは気のせいか・・・^^;

Kさん「大丈夫?行ってみる?」
ムー「ぅ?うん・・・・・・行く!!」

不安だったルートも大体教えてもらいさっきまでどうしようか・・・今日は辞めようか・・・
というのは吹き飛び進む決意をしました。

あの偶然にも会った3人集の方たちのお陰もありこの先を進めました。
この場を借りてお礼を言いたいです。ふたりでいつも言っています。
ありがとうございました!

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よし、渡るぞ

背が低い私はかなり大股、手も思いっきり伸ばして渡りました(._.)
でも、橋自体は丈夫な感じで体重も手に預けられたので思ったよりもスイスイ渡ることが
できました。

レンズキャップが写ってしまいましたがこんな感じと載せたく撮ってみました。

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このお墓密集地帯までなぜ写真を撮るのを忘れました^^;
吊り橋を渡ったあと極度の寒がりなので厚着をしていきましたがかなり暑くなってしまい
2枚履いてたKさんに借りたズボンを脱いで出直して旧平和街道の名残だと思われる
石垣と平場がありそこを登った辺りにこの小さなお墓が残っていました。


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それからすぐ頭上に見える山の尾根まで等高線がかなり密集してるんじゃないかというような
急斜面を木の枝や幹に掴まりながら直線距離だと35mくらいよじ登りました。

枝がぽきっとなった時は下へズルズルと引き落とされそうです。

私は早くこの状態から抜け出したい気持ちばかりで上に真っ直ぐ登ることばかりやってしまって
斜めに斜めに登って行ってというKさんに注意されまくりで思い直して登り始めるとまた周りが見えなくなりでした。
挙句の果てにはもう帰りたい、もういやだーと泣き言ばかりで・・・反省してます^^;

だってよじ登ってもよじ登っても急斜面なんですもん・・・しかも厚着しまくったせいで暑いし
動きづらいし・・・なので途中の写真を撮らなかった事を後悔(._.)

これでたどり着けなかったら泣く(;_;)

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やーーーっと尾根までたどり着けました。

墓密集地点から13分後、14:42に到着。かなり長い時間に思えました。

でも、辿り着いたのはいいもののそれらしきものが何も見えません。
嫌な予感・・・やだよ、絶対やだよ

向こうには北本内林道の橋が見えました。
数分前はあそこにいたのに戻りたい・・・

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とりあえず諦めたくないので尾根沿いを発電所方向に歩いてみます。




和賀川が見えてきてするとするとーーーー5m程の眼下にあのサージタンクが見えましたーーーー\(^o^)/

さらに発電所まではここから20m程下にあります。もちろんまた急斜面です\(^o^)/


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でも、ここまできたらもう一心不乱に突き進みます!!

次回につづく・・・

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眠れる湖底のダム・大荒沢堰堤 後篇

皆さん、こんばんは!前回の続きをいきたいと思います。
前篇より後篇の画像枚数がかなり多くなってしまいました(>_<)へへ

では、行ってみましょう!!

この少し平たくなっている所を歩いて降りられそうな場所を探している最中です。
画像の真っ直ぐ盛り上がっている線が横黒線(現北上線)の路盤跡です。
前篇の最後の画像に写っていますよ。真っ直ぐ伸びてダム湖岸法面に吸収されているのが
分かります。

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これも分かりやすいかと思います。開業時大正13年(1924)、廃止時昭和37年(1962)・・・
それから湖水の中に50年いると崩れそうにみえるのに
こんなにしっかり残っているのに驚きで人間の業って凄いなと思いました。

まず、あのしっかりしてそうな路盤跡を目指します。

DSCF1791 (600x450) (600x450)

あの藪からここまで降りてきました。気持ちだけ前に進んで(←いけませんね)この石の歩きづらさなんて
忘れます。でも、たまに目的方向ばかりみてずるっとなったり・・・^^;

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四角く区切られている所は田畑の跡だと思われます。

というか路盤跡以外ヌメヌメしているように見えるけど大丈夫かな・・・長くつじゃないよ^^;

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只今17:34・・・振り返ると陽が落ちてきています。やばいっ

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路盤跡が近づいてきたここら辺から一気に下へ斜めに降りてきました。

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先に湖底に降りていたKさんの足元はすでにこの状態に(笑)

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このまま真っ直ぐいけると思うでしょうけどそれは無理でした。

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路盤跡に立って降りてきたとこを眺めて見た。

結構降りてきたんだなー^^;

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真っ直ぐと伸びる路盤跡

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さーてここからどうしようか・・・

路盤跡から外に一歩踏み出せばにゅちょっと粘土のような粘着質のある泥で
柔らかい所だとゆっくり足が沈んで抜け出すのが大変そうな泥です。

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ところが同士の方の足跡を見つけそれを辿って行くことに。

大興奮で近づきたい一心でわーきゃー言ってはしゃいでる私に
何回も一歩づつ確かめて歩いて!とKさんに言われ
はいっ!と小声で分かってる!と言いつつその度に気を取り直して歩くのでした。

でも、Kさんも相当はしゃいでましたけど(笑)

DSCF1804 (600x450)

あともうすぐのここまで来ましたがこの一歩を踏み出したら抜け出せなくなる一帯にやってきました。
さっきまであった足跡も消えてしまい(その方も諦めたのか)

Kさん一歩ふみだす・・・ぬちょっ
すーっと足元が消える・・・これやばいだめっ

DSCF1806 (600x450)

あーあんなに近くにあるのに近づきたくても近づけない・・・

ふたりで立ちつくす・・・

DSCF1807 (600x450)

無理かなという話もでましたが
もうここまで来たし諦めるなんて嫌だーーーと諦められなく
どうにか行けそうな所をウロウロ探して

DSCF1808 (600x450)


DSCF1809 (600x450)

先ほどはダムの近くまでいましたが大きく迂回して乾燥してそうな所を見つけ

Kさんが夢中で何かを撮っている最中、足跡がまたあったー!と私

DSCF1811 (600x450)

そしたらまた同じ方?の足跡をまた見つけることができました\(^o^)/

DSCF1812 (600x450)

足跡の方ありがとう(笑)

固めの所だとふかふかの何かを歩いてるような感じで一歩づつ
あまり体重をかけないように歩きます。ひび割れてハ虫類の体?みたい

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その間にあった電柱、50年もの間湖中にいるとこんな風になります。①

DSCF1810 (600x450)

その間にあったドラム缶、50年もの間湖中にいるとこんな風になります。②

DSCF1818 (600x450)

Kさんに縁をあるいてと言われどうにかその通りにしたらここまで来れました。
Kさんありがとう!

DSCF1817 (600x450)

あともうすぐだー!!

とはしゃいで大興奮な場面のムー

大荒沢ダム提体へ (600x400)

皆さん、とうとう来れました(>_<)

あとは真っ直ぐ突き進みます?

DSCF1819 (600x450)

大事な所で写真がブレました(._.)

DSCF1821 (600x450)

この基礎もダムに関係するものだと思われます。

DSCF1822 (600x450)

はしゃいでる?Kさん(笑)

DSCF1825 (600x450)

凄く素敵でモダンな電柱です。

DSCF1824 (450x600)

わー!Kさん!月出てるよー!とまた大はしゃぎな私

もう、暗くなってきたからさっさっと見ないととKさん

只今17:59・・・

DSCF1826 (600x450)

本当にこりゃやばいと焦ってきた^^;

DSCF1829 (600x450)

ここに辿り着く前に建物の基礎を見たいと思い近づいたところ・・・
ん??足が抜けない!焦って抜こうとした瞬間
両手もずぼっ
自分でも綺麗な四つん這いの状態で泥にはまってしまいました。

Kさーん!!と遠くにいたのを呼んですぐ来て助けてくれましたが
めちゃめちゃ笑われてその後もネタにされています(..)

DSCF1828 (600x450)

自分でも面白かったので戒めのために写真撮ってもらえばよかったなと後悔?(笑)

そしてカメラも腕も足も泥だらけに・・・てか替えのズボンも持ってきてない^^;
この画像に写っている泥まみれ手袋はあそこに放置

DSCF1832 (450x600)

いよいよ、ダム堤体内部へ!!

DSCF1830 (600x469)

廃墟もダムも大好きな私はそれが合致したこの廃墟にただただ感動で手が震えてしまいます。

そして目立って崩れているような所もありません。

DSCF1837 (600x450)

普通はありえないダム遺構の堤体から湯田ダム堤体方向を眺める

DSCF1834 (600x450)

ここから落ちるとどのくらいの深さなんだろう・・・まだまだ湖底は深いんだろうな
と思うとちょっと怖くなってきた^^;

DSCF1840 (450x600)

今も砂防ダムのような役割をしているのですかね。

あの胆沢ダムと交代した石淵ダムのように

DSCF1838 (600x450)

ここは端を歩かないとヌメヌメして危なそうでした。

DSCF1839 (600x450)

慎重に歩くムー

大荒沢ダム提体内部1 (600x400)

額縁の中にある錦秋湖

DSCF1842 (600x472)

あるものを見てへっぴり腰のムー^^;

大荒沢ダム提体内部2 (600x400)

これです。

ゲート(放流設備)室があった穴ですかね。

DSCF1836 (600x450)

天井はカビだらけでした。当たり前か

DSCF1846 (600x450)

暗い中何か不気味なものが見えたのでフラッシュを焚いて撮ってみました。

DSCF1851 (450x600)

端まで歩いてきました。

ゆらゆら堤体が僅かに揺れているのは恐かったです^^;

DSCF1852 (600x450)

このつやつやなチョコレート色のひび割れた感じ何故か美味しそうと思ったら
フォンダンショコラぽく見えたみたい

DSCF1855 (600x450)

あの建物はダム管理事務所だと思われます。

DSCF1856 (600x450)

あそこまで行きたかったのですがもう戻らないとここで朝まで過ごすことになりそうなので
危険なので心残りですがダム堤体内部まで行けた事で満足なので諦めました。

DSCF1859 (600x450)

あの石碑は水神様だそうです。
ちゃんとあのように残ってまだ守っていてくれているようです。

DSCF1859 (600x478)

それと驚いたのがまだ窓枠が残っている所がありました。

DSCF1860 (600x450)

もう行くよと何度もKさんに言われながら粘って撮影

DSCF1861 (450x600)

この大荒沢堰堤は私企業の東北電気製鉄㈱より施工され昭和15年(1940)年に完成された
発電用のダムです。昭和39年(1964)に公共の湯田ダム完成、昭和38年には一部湛水開始してるので
その頃まで23年?運用されていました。

昭和15年に完成されたこの大荒沢堰堤ですがわずか9年後の昭和24年(1949)には現在地点の大荒沢に
北上川上流改修計画5大ダムの湯田ダムは計画されたのです。

DSCF1865 (600x450)

デザインがモダンな電柱とか堤体下のアーチが連なっている所とか
いちいちお洒落で素敵でした。

DSCF1867 (600x450)

もうすぐ50周年記念を迎える湯田ダム記念交流会が行なわれたその日
私たちはもうすぐ廃止後50年を迎える大荒沢ダムと交流できた。

とても感慨深いし10年に一度拝見できるかできないかの湖底のダムをお目にかかれて
言葉にならない。眠れる湖底のダム・・・再び10年後に目を覚ましてくれますように・・・。

待ってるよ、また10年後逢いに来るね。というか、この時から何度この地に来たんだろう。
今週もこの地にいました(笑)

ありがとう、感動をありがとう!!

DSCF1868 (450x600)

てか、もう陽が落ちる!!

黄昏てる場合じゃない!!いそげーーー

DSCF1870 (600x450)

と言いながらまだ撮る私たち^^;

だってここから見る月がまた綺麗に見えて・・・

DSCF1871 (600x450)

何故か犬神家の人々を思い出す^^;

そんなことより只今18:16・・・本当に辺りが分からなくなってきた

ライトを取り出してさすがのKさんも焦る・・・そんな時私達の足跡をライトで照らしながら
進み目印の木などをたよりに進みました。その後、ヌメヌメ地帯にKさんが足を入れてしまって
まったく抜けない状態になり私も助けようと思ったら私も抜けなくなり2人腕を掴みながら
冷や汗状態になって身の危険を感じましたがどうにか私の足が抜けKさんもどうにか抜けました。

ほっ

こんな時間に来ちゃだめだねとふたりで後悔・・・

そして焦って喚いてる私を尻目にKさんが元来たルートを冷静に判断して
そこに誘導してくれました。1人は絶対無理だったー。

対岸には国道107号線が通っているのでダム湖でライトが動いているの不思議に
思った人いるんだろうな(笑)

DSCF1874 (600x450)

それからクルマを停めている場所に行くまで帰りたい一心と恐怖心から
私達はとても早足に^^;

到着は18:39・・・無事辿り着けてよかったー!!

そしてKさんの足元はこんなに(笑)

でも、物凄く楽しかったーーー!

DSCF1875 (600x450)

これはまた別の日に撮りましたがこちらもダム建設のため付け替えられた国道107号線の旧橋大石橋です。
渇水期だとこちらは見れるんですかね。

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アーチ橋で素敵です。この地はこんな廃橋ばかりでした。

DSCF2499 (600x450)

旧無地内橋は橋台と控柱のみでした。

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DSCF2501 (560x600)


こちらも同じ107号線旧橋廻戸橋(まっと)です。これは桁に草が生えているのでいつも拝見できるのかもしれません。

DSCF2502 (600x450)

画像に見える鉄道橋に比べてなんてかわいいだろう。ミニチュア模型みたい。
橋台の所にわずかに石積みが見えます。

DSCF2504 (600x377)


随分と長くなりましてごめんなさい。いつも以上に文章がおかしいです^^;

お次もこの大荒沢ダムに関連したあそこです!!

お楽しみにーーー

-おわり-


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Author:ムー
ムー♀の記憶の記録。青森県八戸市在住→青森県の風車がたくさんある所

廃道、隧道、ダム、廃墟が好き。地味に活動中...

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